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岐阜県重要無形民俗文化財

円城寺の芭蕉踊り

円城寺の芭蕉踊り

円城寺に伝わる芭蕉踊は、毎年8月22日に円城寺の秋葉神社で披露されており、雨乞い踊りの1つで江戸時代から行われています。2人1組の踊りで、1人は竹に紙をつけて芭蕉の葉にみたてたものを背負って腹に太鼓をつけ、もう1人はすり鉦を持ち唄に合わせて踊ります。特に日照りのひどい時は、岐阜市の手力雄神社まで踊りながらお祈りに行きました。平成元年に岐阜県重要民俗文化財の指定を受け、現在では、保存会が中心となって後世へ伝承しています。