これまで定期予防接種の機会がなく、風しんの抗体保有率が低い世代の男性を対象に、風しんの追加的対策として抗体検査と予防接種を原則無料で実施してきました。期間は令和6年度末までとしていましたが、乾燥弱毒生麻しん風しん混合（MR）ワクチンの供給状況が不安定であったこと等を踏まえ、定期予防接種の実施期間について2年間延長することが厚生労働省により決定されました。

対象の方で、令和7年3月末までに風しんの抗体検査を受けた結果、風しんの抗体価が不十分であった方は、令和9年3月31日まで予防接種が無料で受けられます。

 

風しんとは

　風しんは、主にせきやくしゃみなどで人から人へ感染する非常に感染力の強い感染症です。

　主な症状として発熱と発しんがあり、感染しても症状がない場合から、重篤な合併症を併発する場合まで幅広く、成人では重症化して入院が必要になることもあります。また、妊娠中の女性が感染すると、赤ちゃんの眼や耳、心臓に障がいがおこる「先天性風しん症候群」を発症する可能性があります。　

 

対象者

昭和37年4月2日～昭和54年4月1日生まれの男性で、風しんの抗体価が一定以下の方

期間

令和9年3月31日まで（風しん予防接種のみ令和6年度末から2年延長しています）

自己負担金

無料

接種医療機関・接種時の持ち物等について

　予防接種の実施医療機関に予約をし以下の持ち物を持参してください。

《接種時の持ち物》

1．予防接種のクーポン券

　令和4年3月に、過去にクーポン券を使用して抗体検査や予防接種を実施していない方へクーポン券を送付しました。送付したクーポン券は、有効期限が「2023年3月31日」となっていますが、「2027年3月31日」までご使用いただけます。※令和7年3月末までに風しんの抗体検査を受けた結果、風しんの抗体価が不十分であった方に限り予防接種のクーポンをご使用いただけます。

　笠松町に転入し、笠松町が発行したクーポン券がお手元にない場合や、紛失等により再発行を希望される場合は、笠松町役場健康介護課（058-388-7171）までご連絡ください。

　また、転出された方は、笠松町が発行したクーポン券は使用できません。転出先の市町村にご確認ください。

２.予防接種予診票

　笠松町役場窓口または福祉健康センターでお渡しします。抗体検査の結果を持参し、交付を受けてください。

実施医療機関

成人期以降の定期予防接種についてをご覧ください。