公開日 2025年05月01日

「熱中症特別警戒アラート」「熱中症警戒アラート」の運用について

「熱中症警戒アラート」とは、環境省と気象庁が、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に注意を呼びかけ、熱中症予防行動を取るよう促すものです。

さらに、過去に例のない危険な暑さになり、熱中症による重大な被害が生じるおそれがある場合には「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。

 アラートの運用期間は、例年4月の第4週目の水曜日から10月の第4週目の水曜日までとなり、今年度は令和7年4月23日(水曜日)から10月22日(水曜日)となります。

熱中症特別警戒アラート

1.発表基準

・都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点において、翌日の日最高暑さ指数※が35以上になることが予測される場合
・岐阜県の暑さ指数情報提供地点は、岐阜市、高山市など県内全域に23か所の地点

※暑さ指数とは、気温、湿度、日射、風の要素をもとに算出する指標

2.環境省からの発表のタイミング

 前日の午後2時ごろ

3.周知の時期と方法

 前日 発表後速やかに:町公式LINE

 当日 午前8時40分:防災行政無線

    午前9時:町公式LINE

4.熱中症特別警戒アラートが発表されたら…

  • 室内のエアコンなどを利用し、涼しい環境で過ごす
  • こまめに休憩し、水分補給や塩分補給する
  • 身近な場所の暑さ指数を確認し、涼しい環境以外では、原則運動は行わないなどの対策を徹底する
  • 高齢者や子どもなど、熱中症のリスクが高い方は、自ら積極的に対策し、周囲の方も声かけをする
  • 管理者がいる場所やイベントなどについて、暑さ指数を実測し、責任者が、適切な熱中症対策が取れていることを確認する→適切な熱中症対策が取れない場合は、中止・延期の検討をする 

熱中症警戒アラート

1.発表の基準

 府県予報区などのいずれかの暑さ指数情報提供地点において、翌日・当日の日最高暑さ指数が33以上になることが予測される場合

2.環境省からの発表のタイミング

 前日の午後5時・当日の午前5時ごろ

 発表は、環境省「熱中症予防情報サイト・熱中症警戒情報」をご覧になりご確認ください。

 環境省熱中症予防情報サイト「熱中症警戒情報」(環境省ホームページ)

3..熱中症警戒アラートが発表されたら…

 日ごろからの熱中症対策を特に意識し、心がけましょう。

アラートなどの情報配信について

環境省 熱中症予防情報サイト

環境省で、熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートのほか、全国の暑さ指数の予測値・実況値など、熱中症予防情報の提供を行っています。

熱中症予防情報サイトはこちら(環境省ホームぺージ)

熱中症警戒アラート等メール配信サービス

環境省・気象庁が発表する熱中症特別警戒アラートと熱中症警戒アラートを、 バイザー株式会社が運営する一斉情報配信システム「すぐメールPlus+」により、 メールで配信するサービスです。

熱中症警戒アラート等のメール配信サービスについてはこちら(環境省ホームページ)

環境省LINE公式アカウント

お使いのスマートフォンなどのLINEアプリで、環境省のLINE公式アカウントを友だち追加すると、 熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報を、受け取ることができます。

環境省LINE公式アカウントについてはこちら(環境省ホームページ)

 

暑熱避難施設(クーリングシェルター)について

熱中症特別警戒アラート発令時には下記公共施設及び民間施設をクーリングシェルターとして開設します。

施設名 住所 収容可能人数 開設日時
笠松中央交流センター 常盤町6番地 16人

全日 

午前9時から午後5時まで

松枝交流センター 長池292番地 12人
総合交流センター 中野229番地 17人
笠松郵便局 友楽町39番地 8人

平日 

午前10時から午後5時まで

(土日祝日除く)営業時間内

笠松中野郵便局 中野17番地1 5人
笠松春日郵便局 春日町2番地 5人

<注意事項>

  • 各施設のルールを守ってご利用ください。
  • 飲食は各自でご用意ください
  • 施設の温度調節はできませんので、ご了承ください

民間施設のクーリングシェルターを募集します

 クーリングシェルターとして利用させていただく民間施設を募集しています。指定要領をご覧になり、指定申込書を健康介護課にご提出ください。

 笠松町クーリングシェルター指定要領(令和6年8月1日)[PDF:163KB]

 笠松町民間施設クーリングシェルター指定申込書[PDF形式:188KB]

 笠松町民間施設クーリングシェルター指定申込書[Word形式:17.8KB]

 

熱中症予防のポイント

熱中症予防普及啓発リーフレット(737KB)

高齢者の注意点

高齢になると暑さを感じにくくなることがあります。室内に「温湿度計」を置き、室内温度を確認しましょう。のどが渇いたと感じなくても、こまめに水分補給をしましょう。

子どもの注意点

思春期前の子どもは体温調節能力がまだ十分発達していないため、熱中症のリスクが高くなります。また、地面に近いほど気温が高くなるため、身長の低い幼児は注意が必要です。

外出の際には、帽子等を使い、こまめに様子を確認しましょう。車でお出かけの際には、車内に子どもだけを残していかないでください。

 

熱中症かな、と思ったら

熱中症かな、と思ったら、できるだけ早く体を冷やす必要があります。また、急に具合が悪くなることがありますから、誰かそばに付き添いましょう。

1 風通しのよい涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静にします

2 濡らしたタオル等をあて、うちわや扇風機等であおいで体を冷やします

3 冷えたペットボトルや氷を入れたビニール袋などで、首の付け根、わきの下、太ももの付け根等を冷やします

4 水分を飲ませます。大量に汗をかいている場合は、スポーツドリンクや経口補水液等が適しています

こんなときは救急車を呼んでください。

1 呼びかけに対する反応が悪いなど意識障害がある

2 吐き気があるなど、口から水分をとることができない

3 全身にけいれんがある など

 

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