公開日 2025年03月05日

帯状疱疹ワクチン定期接種化に伴い、任意接種の助成は令和6年度で終了しました

 令和7年4月より、帯状疱疹ワクチンは予防接種法の定期接種(B類疾病)に位置付けることが国において決定されました。これに伴い、令和6年4月1日以降の任意接種費用の助成は、令和6年度をもちまして終了しました。

令和7年度からは、定期接種として実施しますので、「令和7年度からの帯状疱疹ワクチン定期接種について」をご覧ください。

 ※なお、任意で接種をした方は、原則、定期接種の対象外となりますこれから接種を希望される方は、制度の対象や自己負担などの変更をご確認いただき接種を検討してください。

➡「令和7年度からの帯状疱疹ワクチン定期接種について」はこちらから

 

帯状疱疹ワクチン任意予防接種の助成の経過措置について

帯状疱疹ワクチンの接種費用助成事業は令和7年3月31日をもって終了しますが、令和7年3月31日までに、帯状疱疹ワクチンを1回接種された方は、下記のとおり経過措置を設けます。

 

〇生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン:1回接種)の場合:令和7年3月31日までの接種分について助成します。(※助成申請期限は原則、接種日から6か月以内です)

 

〇組み換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン:2回接種)の場合:1回目と2回目の標準的接種間隔が2か月であることを考慮し、令和7年3月31日までに当該制度において1回目を接種し、助成を受けた方については、2回目の接種を令和7年9月30日までに行った場合について助成します。申請の方法は、4.助成方法のとおりです。(※助成申請期限は原則、接種日から6か月以内です)

 

帯状疱疹とは

 加齢などによる免疫力の低下が原因で体の片側の一部にピリピリした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきて、強い痛みを伴うことが多く症状は、3~4週間続きます。重症化すると「帯状疱疹後神経痛」という合併症を招き、強い痛みが続く場合があります。

 帯状疱疹ワクチンを接種することで、発症予防や重症化予防が期待できるとされていますが、予防接種法に基づかない任意の予防接種です。かかりつけ医等に相談し、予防接種による効果や副反応等について十分ご理解いただき接種の判断をいただき、接種を希望される方は、必ず医療機関に予約を行い、接種をしてください。

ワクチンの効果など

・帯状疱疹に効果のあるワクチンは、現在日本では2種類承認されています。

  生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) 組み換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉注射
接種後1年時点の予防効果 6割程度 9割以上
接種後5年時点の予防効果 4割程度 9割程度
接種後10年時点の予防効果 7割程度

主な副反応の発現割合70%以上

疼痛*
30%以上 発赤* 発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛
  • *:ワクチンを接種した部位の症状   各社の添付文書より厚生労働省において作成。

助成について

 ●郡内指定医療機関での接種(代理受領):接種費用から助成金額を差し引いた額を医療機関で支払い

 ※組み換えワクチンを、令和7年3月31日までに当該制度により1回目を接種し、助成を受けた方で、2回目が令和7年9月30日までの接種分が助成対象です。

   <指定医療機関>

   羽島郡内実施医療機関一覧[PDF:250KB]

 ●償還払い:接種後、役場健康介護課窓口または福祉健康センターで払い戻し手続き後、口座に支払い

   【必要書類】接種に係る領収書接種したワクチンの種類が分かるもの、振込先口座の分かるもの 

   笠松町帯状疱疹ワクチン予防接種料助成金交付申請書兼請求書.pdf(127KB)

 ※生ワクチンは、令和7年3月31日までの接種分が助成対象です。

 ※組み換えワクチンを、令和7年3月31日までに当該制度により1回目を接種し、助成を受けた方で、2回目が令和7年9月30日までの接種分が助成対象です。

※償還払いの申請期限は原則、接種から6か月以内です。

 

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