町の胃がん検診は、胃部エックス線検査と胃内視鏡検査があり、胃内視鏡検査の対象年齢となる方は、どちらかを選択して受けることができます。
なお、町が実施する胃がん検診は1年度に1回限りとなっていますので、胃部エックス線検査と胃内視鏡検査を同年度で受診することはできません。
また、胃内視鏡検査で胃がん検診を受けられると、翌年度は町の胃がん検診(胃部エックス線検査)を受けることはできません。
対象者
令和6年度中に51歳、52歳、61歳、62歳になる方(令和6年度に限り、52歳・62歳の方で、前年度胃がん検診(胃内視鏡検査)を受診していない方も対象としています。)
ただし、次の要件に該当する方は検診の対象となりません。
1. ご加入の医療保険や会社等で同等の検診を受ける機会のある方
2. 今年度中に胃がん検診(バリウム検査)を受けた方・受ける予定のある方
3. 検診部位の病気で治療中又は経過観察の方
4. 自覚症状(胃痛など)のある方
5. 疾患の種類にかかわらず入院中の方
6. 下記の【胃内視鏡検査を受けることができない方】の項目に当てはまる方 (当日、医師の判断により検査を受けられない場合があります。)
【胃内視鏡検査を受けることができない方】
・妊娠中、妊娠している可能性のある方
・胃全摘出後の方
・咽頭や鼻腔に重篤な疾患があり内視鏡の挿入ができない方
・呼吸不全のある方
・急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
・明らかな出血傾向又はその疑いのある方
・最高血圧が極めて高い方で、検査を受けることが危険と判断される方
・全身状態が悪く、胃内視鏡検査に耐えられないと判断される方
検診内容
- 検診についての説明・問診
- 胃内視鏡検査(口からまたは鼻から胃の中に内視鏡を挿入し、胃の内部を観察します。また、町の検査では、鎮静剤・鎮痛剤の使用はしません。)
検診自己負担金
3,000円
検査時に異常がある場合には、病変の一部をつまみ(生検)、細胞の検査を行うことがあります。その際は保険診療として別途費用の請求があります。
受診方法
対象者に案内を送付します。
案内が届きましたら、直接実施医療機関へ予約をしてください。
※血栓症などで「抗血栓薬(血液サラサラの薬)」を内服されている方は、予約の前にかかりつけ医に検査の相談をお願いします。また、予約時に検査医療機関にその旨をお申し出ください。
検診実施期間
令和6年5月15日(水曜日)から令和7年2月28日(金曜日)
実施医療機関
医療機関名 | 予約連絡先 | 実施曜日・時間帯 | 内視鏡の種類 |
けやきクリニック | 058-213-3310 |
月曜日から金曜日 9時から11時30分 15時から16時30分 土曜日 9時から11時30分 |
経口・経鼻 |
サンライズクリニック | 058-247-3322 |
月曜日から土曜日 9時から11時 |
経口 |
※ 令和6年3月時点
受診の間隔
受診の間隔は2年に1回です。胃内視鏡検査で胃がん検診を受けられると、翌年度は町の胃がん検診(胃部エックス線検査)を受けることはできません。
※令和6年度に、胃がん検診(内視鏡検査)を受診された場合、令和7年度の町が実施する胃がん検診(胃部エックス線検査)は受けることができません。令和8年度に胃がん検診(胃部エックス線検査)を受けることができます。
大切なお知らせ
【偶発症について】
胃内視鏡検査では、以下の偶発症が起きる可能性があります。
1. 胃内視鏡により粘膜に傷がつくことや、出血、穿孔
2. 生検による出血、穿孔
3. 薬剤によるアレルギー(呼吸困難、血圧低下など)
4. 検査前からあった疾患の悪化(症状がなかった疾患も含む)
【受診時の注意点】
1. 受診の際は、新型コロナウイルス感染症対策にご協力をお願いします。
2. 当日の朝は、検温を行い発熱していないことをご確認ください。
3. 発熱、風邪症状(咳・のどの痛み・息苦しさ・体のだるさ(倦怠感)等)のある方は検診の受診をご遠慮ください。