ポリファーマシーとは

ポリファーマシーとは、必要以上の薬を服用しているために、副作用を起こしたり、適切に薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。

薬が増える要因

多くの病気などで複数の医療機関を受診することにより、処方された薬全体の把握や管理が難しくなり、処方される薬の種類が増えたり、似た成分の処方が多くなります。

副作用が起こりやすくなるのはなぜ?

加齢等により、肝臓や腎臓の働きが弱くなると、薬を分解したり、体の外に排泄したりするのに時間がかかるようになります。また、薬の数が増えると、薬同士が相互に影響し合うこともあります。そのため、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。

どうすればよいの?

  • 日頃から、かかりつけの医師や薬剤師をもって、処方されている薬の情報を把握してもらっておきましょう。
  • 自分の処方されている薬がわかるように、お薬手帳を持ちましょう。お薬手帳は1冊にまとめておきましょう。
  • 薬が追加されたり、変わったりした後は、いつもと違う症状がないか特に注意しておきましょう。
  • 勝手に薬をやめたり、減らしたりせず、医師や薬剤師に相談しましょう。

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