公開日 2021年10月29日
外来種とは何か
外来種とは、たとえばカミツキガメのように、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを指します。外来種の多くは、移動後の環境に適合せず定着できないのですが、定着した外来種は様々な影響を与えます。
外来種の影響
生態系は、長い期間をかけて食う・食われるといったことを繰り返し、微妙なバランスのもとで成立しています。ここに外から生物が侵入してくると、生態系のみならず、人間や、農林水産業まで、幅広くにわたって悪影響を及ぼす場合があります。もちろん全ての外来種が悪影響を及ぼすわけではなく、自然のバランスの中に組み込まれ、大きな影響を与えずに順応してしまう生物もいます。しかし、中には非常に大きな悪影響を及ぼすものもいます。
【生態系への影響】
外来種が侵入し、新たな場所で生息するためには、餌をとったり、葉っぱを茂らして生活の場を確保したりする必要があり、もともとその場所で生活していた在来の生物との間で競争が起こります。
【人の生命・身体への影響】
例えば、毒をもっている外来種にかまれたり、刺されたりする危険性があります。
【農林水産業への影響】
外来種の中には、畑を荒らしたり、漁業の対象となる生物を捕食したり、危害を加えたりするものもいます。
外来種の被害を予防するために(外来種被害予防三原則)
被害予防のための心がけとして、外来種被害予防三原則(環境省)を守ることが重要です。
【外来種被害予防三原則】
1.入れない
外来種を自然分布域から非分布域へ「入れない」
2.捨てない
飼育・栽培している外来種を適正に管理し、「捨てない」
3.拡げない
既に野外にいる外来種を他地域に、「拡げない」
外来種に関するリンク集
日本の外来種対策についての情報はこちら(環境省ホームページ)
「外来生物法」や「特定外来生物等一覧」などが閲覧できます。
外来生物についての情報はこちら(岐阜県ホームページ)
県内の特定外来生物生息分布調査結果などが閲覧できます。
※掲載している画像は環境省「外来種を考えるページ」より一部抜粋加工して使用