笠松町指定文化財(史跡)

場所 県町
美濃郡代笠松陣屋・県庁跡の写真 

説明

 江戸時代、郡代陣屋は全国に4つありました。そのひとつである笠松陣屋では、治水や裁判、年貢の徴収などの仕事をしていました。この陣屋は明治政府ができると廃止されましたが、慶応4年(1868年)に美濃国の一部が笠松県となったとき、陣屋跡に笠松県庁が置かれました、そして明治4年(1871年)岐阜県庁となりますが、明治6年(1873年)、県庁が岐阜市に移るまでは、ここでさまざまな仕事が行われ、岐阜県の中心地となっていました。陣屋の敷地であった場所は、岐阜県政発祥の地を記念して、「県町」と命名されました。 

*代官・郡代
 郡代とは十万石以上の幕府の直轄地の代官で、9代目から美濃郡代の名が用いられるようになりました。
*陣屋
 江戸時代に、代官などが任地に所有していた陣屋や役宅のことを言います。

お問い合わせ

教育文化課

(中央交流センター)

電話:058-388-3231

ファクシミリ:058-388-3233

教育文化課へのお問い合わせフォームはこちら