公開日 2024年10月04日
認知症は高齢になるほど発症する可能性が高まる病気で、高齢者の4人に1人が認知症、またはその予備軍と推計されています。高齢化社会を迎える今、認知症は誰もがなるうるものであり、多くの人にとって身近なものとなっています。
「認知症となり生活上の困難が生じた場合でも、重症化を予防しつつ住み慣れた我が家で自分らしく暮らす」認知症と共に生きることができる社会を目指して各種事業を行っています。
認知症の相談窓口
認知症は早期発見、早期対応が肝心です。認知症の疑いなど困りごとがある方は、お気軽にご相談ください。
相談先:笠松町地域包括支援センター(福祉健康センター内)
電話 058-388-7133
認知症初期集中支援事業
認知症の疑いのある方や認知症の方及びその家族を認知症の専門医や医療・介護の専門職で構成するチームが訪問し、早期発見、早期対応に向けた支援を行います。
認知症カフェ(ふれあい喫茶)の開催
このカフェは、どのような状態になっても、認知症になっても通いなれたこのカフェに参加することで、なじみの方々に会い、話をし、笑い合えることを目指して開催しています。
認知症の方やその家族、地域の方々やボランティア、介護や福祉の専門家が参加しますので、ホッとできるひと時を過ごしていただくとともに、介護の相談や情報交換も行えます。
ボランティアの方による作品作りや歌など楽しみながら予防も図ることができます。ぜひお気軽にご参加ください。
※認知症介護者のサロンを福祉健康センターで開催する「ふれあい喫茶」と同時開催します。認知症の方を介護されている方や、介護を経験された方同士で悩みを語りあったり、情報交換する場です。一人で悩まず、気軽にご参加ください。
(開催の日にちは変更する場合があります。)
日程及び場所 |
福祉会館 毎月第2金曜日 |
※福祉健康センター 毎月第2火曜日 |
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総合交流センター 毎月第3月曜日 |
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時間 | 午前10時から11時30分まで |
参加費 | 100円 |
申込 | 不要 |
見守りSOSステッカーの配布
笠松町では、認知症になっても住み慣れた自宅で安心して暮らし続けることができるよう地域包括支援センターや岐阜羽島警察署など関係機関の協力のもと徘徊される高齢者の方を早期に発見し、保護、引き渡しを支援するための「見守りSOSステッカー」を配布します。
徘徊のある認知症の方を介護しているご家族の方、ぜひご活用してください。
(1)対象者
- 笠松町に住所を有する方
- 在宅で生活している方
- 介護保険の認定を受けている方で、主治医意見書で認知症自立度が2a以上の方
(2)申請者
上記対象者を介護している方、または親族
(3)登録内容
住所・氏名・電話番号 ※発見時に連絡がとれるよう介護者等の連絡先(2名)を登録します
(4)申請窓口
福祉健康センター(長池408-1)
(5)持ち物
申請者及び連絡先(2名)の方の印鑑
認知症ケアパスの作成
認知症ケアパスとは、医療・介護の人々の多職種連携パスであり、経過を追って様々な多職種がどうかかわるか情報交換する工程表(ツール)です。
また、認知症の人が地域で安心して暮らせるために必要な医療と福祉の連携を一目でわかるように示すことで、認知症になっても、適時適切なサービスを提供し、地域で安心して暮らし続けることができるよう手立てを整理したものです。
町では、平成30年3月に認知症ケアパス及びそれに準じたサービスガイドを作成しました。今後、認知症の人やその家族及び関わる医療・介護の人々にとって利用できるものとなるよう検討を重ねます。
認知症ケアパス~進行に応じたサービスガイド~[PDF:1.78MB]
PDFファイルをご覧になるには
アドビリーダーが必要です。無償で提供されていますので、ダウンロードしてご使用ください。
認知症サポーター養成講座
認知症になっても、住み慣れた地域で暮らし続けるためには、より多くの方々に認知症のついて正しく理解をしていただくことが必要です。
町では、地域包括支援センターと共に、認知症に対する理解を深め、認知症の方や家族を温かい目で見守る「認知症サポーター」を養成するための講座を開催しています。
この講座を受講されたから、何か特別に始める必要はありません。受講後は、認知症に関する正しい知識を持ち、認知症の方やその家族を応援するサポーター(応援者)として生活いただくだけで結構です。
認知症サポーター養成講座は、地域や職場など皆さんの集まることのできる場所で開催することも可能です。
認知症サポーター養成講座の受講希望がございましたら、お気軽にお尋ねください。