公開日 2023年10月01日
笠松町指定文化財(工芸品)
場所 奈良町 瑞應寺
説明
瑞應寺の本尊で、一木造りといって、一本の木から彫って造った仏像です。右手の2本の指はねじれており、左手はハスの花を握っています。また、頭には、宝石で飾った冠をつけ、胸飾りをして、腰には衣をつけて座っています。顔や像全体の形、衣の模様などの特徴から室町時代の中期の作とされています。また、逗子の背には天保11年(1840年)と墨書きされた紙が張られて、後から修理されたものと思われます。
高さは11.3センチです。
*瑞應寺
江戸時代に建てられた禅宗のお寺です。
赤い門があるので、赤門寺とも呼ばれています。