「道徳のまち笠松委員会」で策定された基本指針の要約です。
概要
急速に変化発展する社会の中で、共に豊かに生きるために、人として地域としてのあり方を見直し、これまで笠松町で育まれてきた歴史や伝統を受け継ぎ、さらに住みよい誇りのもてる笠松のまちづくりをめざします。
道徳のまちづくりで
- 道徳性やマナー・ルールを大切にする心を養い、町の基盤となる人の力を高めます。
- 「道徳的風土としての環境や雰囲気が感じられる」、「次代を担う笠松人が育つ」笠松らしいまちをめざします。
- 道徳といえば青少年の道徳性を高めることだと考えがちですが、笠松町では「道徳のまちづくり条例」を制定し、すべての町民にかかわる課題として考えます。
- 日本の社会では、耐震強度偽装に始まり、さまざまな問題が指摘されています。こうした問題の根幹は大人の心の問題とりわけ道徳性・道徳心にかかわるものです。
- 今日の社会に必要な道徳的価値“共生と人間尊重”を、みんなで今一度確かめ合います。
「共生」と「人間尊重」に溢れる風土づくり
笠松町民憲章の精神を受け継ぎ、「共生」と「人間尊重」に溢れた道徳的風土の感じられるまちをめざし、大切にしたい道徳心を三つあげます。
- 人と人とのつながりをつくる
- あいさつ、声かけ、家族のふれあい、もてなす心
- 自ら社会づくりに参加する
- ボランティア、地域行事、ふれあい活動、青少年育成
- 自分も他人も尊重する
- マナー、ルール尊重
みんなで“笠松人のこころを生活の中に”
この“笠松人のこころ”は、人と人とのふれあいの中で生かされてこそ、意義あるものとなります。町民のみなさんが、じっくり考え話し合いながら、みなさんの心にもとづく、みなさんの心や体になじむ取り組みとして進めていただけるよう願っています。