特別警報とは

 気象庁はこれまで、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていました。これに加え、今後は、この警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波などが予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合、新たに「特別警報」を発表し、最大限の警戒を呼び掛けます。

 対象とする現象は、18,000人以上の死者や行方不明者を出した「東日本大震災」における大津波や、我が国の観測史上最高の潮位を記録し、5,000人以上の死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらし100人近い死者や行方不明者を出した「平成23年台風第12号」の豪雨などが該当します。

特別警報イメージ

 特別警報イメージ図

特別警報と警報と注意報の関係

 特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える現象に対して発表されます。特別警報の運用開始以降も、警報や注意報は、これまでどおり発表されます。特別警報が発表されないからといって安心することは禁物です。また、特別警報が発表される場合は、大雨・暴風・暴風雪・大雪警報が発令しているときに限ります。各注意報の発令時には発表されませんし、洪水に関しても特別警報の対象ではありません。
 気象庁より発表された笠松町の特別警報の指標は、以下のとおりとなっています。

 

特別警報の種類 

現象 特別警報の基準 笠松町の指標
大雨 台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合 

48時間降水量359ミリ

3時間降水量172ミリ

土壌雨量指数が222以上

暴風 数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合 

「伊勢湾台風」級

中心気圧930ヘクトパスカル以下

風速50メートル毎秒以上

暴風雪 数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合

「伊勢湾台風」級

中心気圧930ヘクトパスカル以下

風速50メートル毎秒以上

大雪 数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合

43センチ

その後も警報級の降雪が丸1日程度以上続く

地震 震度6弱以上の緊急地震速報を受信した段階 -

特別警報が発令または解除された場合

 経験したことのないような非常に危険な状況にあります。ただちに命を守る行動をとってください。町や報道機関を通じて伝えられますので、町から発信される情報(防災行政無線放送あんしんかさまつメール緊急速報メール)やテレビなどからの情報収集に努めてください。

 また、特別警報が解除された場合は、注意報に格下げされます。

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