公開日 2026年03月27日

 令和8年度の町予算は、令和8年第1回笠松町議会定例会で可決されました。一般会計は、91億6,500万円(前年度当初比8.26パーセント増)、特別会計は、49億9,386万4千円(前年度当初比3.52パーセント増)、企業会計は、15億9,256万5千円(前年度当初比19.59パーセント減)で、総額157億5,142万9千円(前年度当初比3.15パーセント増)です。

 

会計別予算額一覧表
会計名 令和8年度予算 令和7年度予算 比較 対前年度比
一般会計 9,165,000,000円 8,466,000,000円 699,000,000円   8.26%
国民健康保険特別会計 1,893,759,000円 1,984,700,000円 -90,941,000円     -4.58%
後期高齢者医療特別会計   440,467,000円 402,158,000円 38,309,000円 9.53%
介護保険特別会計 2,659,638,000円 2,437,112,000円 222,526,000円 9.13%
水道事業会計 445,468,000円 552,888,000円 -107,420,000円    -19.43%
下水道事業会計 1,147,097,000円 1,427,713,000円 -280,616,000円 -19.65%

総額

15,751,429,000円 15,270,571,000円 480,858,000円     3.15%

 

内容

 令和8年度は、「自治体DXの推進」「まちの魅力発掘とPR」「こども施策の充実」「ずっと住みたい安心のまちづくり」に取り組みます。特にDX分野においては、住民サービスの向上をいくつも“形”にして皆さんにお届けするほか、将来に渡って存続できるまちとなるために業務の在り方を見直し、職員の働き方改革にも着手して参ります。

一般会計  91億6,500万円

一般会計歳入歳出予算の構成

令和8年度一般会計予算歳入一覧表
科目 予算額 構成比 説明
町税  3,021,785,000円 33.0% 町民税、固定資産税や軽自動車税など皆さんが納められる税金
国県支出金 2,226,893,000円 24.3% 特定の事業に対して国や県から支払われるお金
地方交付税   1,603,000,000円 17.5% 町の財政事情に応じて所得税、法人税、酒税など国の税金から交付されるお金
譲与税・交付金 752,762,000円 8.2% いったん国に徴収されたものが、配分されるお金
分担金及び負担金・使用料及び手数料 300,681,000円 3.3% 保育料、施設使用料、住民票発行手数料などのお金 
町債   227,300,000円 2.5% 事業をするときに国や銀行などから借りるお金
繰越金   220,000,000円 2.4% 前年度から繰り越したお金
その他  812,579,000円 8.8% 寄附金、広告掲載料などのお金
合計   9,165,000,000円 100%  

 

 

令和8年度一般会計予算歳出一覧表
科目 予算額 構成比 説明
民生費 3,708,324,000円 40.5% 乳幼児、高齢者、障がい者の福祉、保育に使うお金
衛生費 1,441,424,000円 15.7% 健康診断、予防接種やごみ、し尿処理などに使うお金
教育費 1,116,055,000円 12.2% 学校教育、社会教育などに使うお金
総務費 1,051,523,000円  11.5% 全般的な事務管理、公共施設巡回バスなどに使うお金
土木費 576,976,000円 6.3% 道路、河川、公園などの整備に使うお金
公債費  553,407,000円 6.0% 借入金の返済に使うお金
消防費  432,460,000円 4.7% 消防施設整備などに使うお金
その他 284,831,000円 3.1%  
合計  9,165,000,000円 100%  

 

主要な事務事業

    

DXで窓口改革! 役場の手続きがもっと便利に!

事業 事業の概要 予算額
BPRによる窓口改革

 BPR(※)によって窓口の課題を可視化。令和7年度に実施した窓口体験調査での体験者意見から見えた課題を解決するため、役場の窓口レイアウトを大幅リニューアルします。
 新しい窓口では見やすい案内表示や座って手続きができるローカウンターのほか、発券機システムを導入し、各窓口で一体的な案内ができるようになるとともに、インターネット上で窓口混雑情報の確認や窓口の予約が可能となるなど、大きく利便性が向上します。
 ※Business Process Re-engineeringの略で、業務プロセスを根本的に見直し、業務フローや情報システムなどを再構築する業務改革手法のこと。

1,859万円
道路台帳のデジタル化

 現在は紙媒体で保管している道路台帳を電子化し、インターネット上での閲覧を可能にします。これによって、開庁時間中だけでなくいつでも道路台帳を閲覧することができ、とても便利に。さらに台帳の管理や更新が容易となり、窓口対応も少なくなるため、職員の事務負担軽減にも繋がります。

1,973万円
公金支払い手続きの効率化

 町税や水道料金をはじめとした料金の納付について、口座振替登録は窓口で直接手続きを行う必要がありましたが、新たに「Web口座振替受付サービス」を導入し、スマホやPCからいつでもどこでも手続き可能になります。
 また、庁舎に「セルフ公金収納機」を設置し、役場窓口で料金の支払いをするときは、お店のセルフレジの感覚で簡単に支払いを行うことができ、便利になるだけでなく、窓口職員の事務の効率化も図られます。

1,188万円
公共施設予約システムの改修

 体育施設等の公共施設予約システムについて、オンライン決済が可能なものに刷新することで、施設利用者が料金支払いのために窓口へ訪れる必要がなくなります。
 また、既に導入済みのスマートロックシステムと連携することで鍵の受け渡しも窓口でなく施設の現地で利用者自身が行うことができるため、施設を利用するときの利便性が大きく向上します。

943万円
DXをCIO補佐官の力で強力に推進

 町のDX推進マネジメントを担うCIO(最高情報責任者)を専門的知見から補佐するCIO補佐官として、前年度に引き続き外部の民間企業より2名を登用します。
 令和8年度は更なるDX推進に向け、窓口BPRの推進やLINEを活用したオンライン申請窓口の拡大を強力に進めていくほか、AI分野では町独自の行政手続きなどを学習させた「行政版AIチャットボット」開発し、定型的なお問い合わせに24時間対応可能なオンライン窓口として利用することで、きめ細かなサービスの提供や職員の事務の効率化を実現して参ります。

1,060万円

  

まちの魅力を次々発掘! 住んでよかった、来てよかった笠松町!

事業 事業の概要 予算額
かさまつ共創まちづくりビジョン策定

 地域主体の自律的で持続可能なまちづくりを実現するため、基礎調査をはじめ、リノベーション対象となり得る地域の空き家発掘、具体的な再生プロジェクトの検討などを行います。
 今後、概ね3年間をかけてまちづくりの仕組み作りを行うべく、その下準備として、令和8年度にまずは土台となるビジョンの策定を行い、行政と民間が同じベクトルで進むことができるよう、方向性を明確化することを目指します。

439万円
ふらっと笠松の拡大整備

 名鉄笠松駅構内にある「ふらっと笠松」は、笠松町や提携自治体の名産品などの販売、行政情報の発信やバスの待合施設として展開していますが、隣接する空き店舗の活用やギャラリースペースの拡充、コインロッカーやサイネージの設置などを行い、アニメとのコラボ事業などによって増えた海外からのお客様もおもてなしできる、充実した観光拠点として生まれ変わります。

3,040万円
ふるさと納税返礼品の開発事業者を補助

 ふるさと納税(かさまつ応援寄附金)における新たな返礼品の開発を行う事業者を支援する制度を開始します。
 ふるさと納税で皆さまからいただいた寄附金は観光事業や子どもたちの地域間交流、DXの推進など、町の未来を切り開くための取組みに活用しており、町にとって重要な施策を進める上で大変貴重な財源となっています。
 そこで、町のさらなる発展のため、より魅力的な返礼品を多数ご用意することにより、今後もっと多くの方に笠松町を応援していただけるよう、返礼品の新規開発を行う事業者へ補助金を交付し、ふるさと納税による寄附の活性化に繋げていきます。

75万円
町の魅力を創出し、プロモーション

 大好評を博しているアニメーションコラボなどをきっかけに、笠松町の認知度が急上昇中。もっと笠松の魅力を知ってもらうため、新たなコラボ企画の実施や動画コンテンツでの配信などを続々企画中です。
 また、映像作品を活用した地域振興やシビックプライドの醸成のため、ロケツーリズム協議会等に継続加入し、協会主催セミナーや映像関係者へのトップセールスを実施し、笠松町でのロケ実施を呼び込みます。

1,539万円
公園空間で新たな賑わいを創出

 「都市・地域再生等利用区域」に指定された笠松みなと公園や笠松競馬場など、町内には多くの人が訪れる魅力的なスポットがたくさんあります。
 これらをイベント会場とした「かさマルシェ」や「リバーサイドカーニバル」、「仮装の宴」など画期的かつ独創的なイベントを実施することで、賑わいのあるまちづくりを推進します。

1,300万円
プロスポーツチームとまちづくり

 県内プロスポーツチームの地域貢献をまちづくりに活かし、チームと連携した笠松町のプロモーション活動を展開します。
 また、プロスポーツ選手やトップアスリートと身近にふれあうことにより、地域のスポーツ文化の醸成や子どもたちのキャリア教育に繋げます。

216万円
緑地公園テニスコートの張替え

 緑地公園テニスコートは全4面あり、町民をはじめ、一般利用者の方にも大変人気の施設です。このうち3面は既に改修済みですが、令和8年度は残されたDコートについて、経年劣化で消えたラインやコートの凹凸が見られるところ、人工芝の張替えを実施し、全面改修することで、気分も刷新。新たな気持ちで楽しくスポーツに打ち込むことができるようになります。

1,055万円

 

こどもたちの未来と笑顔を守ります! 

事業 事業の概要 予算額
学校給食費の負担軽減

 物価高騰に伴い、学校給食で使用する食材についても値上がりが生じており、これまでの給食費では十分な栄養や量を確保した給食を提供することが難しくなっています。
 食材の値上げ分に対する費用の負担に加え、子どものいる家庭への支援策として学校給食費に国の交付金を活用して保護者負担額を減らし、栄養のバランスや量を保ったおいしい給食を引き続き安価で提供できるよう努めます。

2,097万円

(町で負担する額)

こども誰でも通園制度給付費負担金

 こどもの育ちを応援し、こどもの良質な成育環境を整備するとともに、子育て家庭に対して保護者の多様な働き方やライフスタイルにかかわらない形での支援を強化する通園制度が全国で始まります。
 笠松町でも受入体制を整備します。

240万円
小学校校舎改修工事

 こどもたちの快適な学校生活環境の維持と学校施設の長寿命化のため、令和8年度は、老朽化が進んでいる松枝小学校のトイレについて、令和7年度に実施した工事設計をもとに令和9年度まで2年間をかけて、和式の洋式化、湿式から乾式への改修工事を実施します。(令和8年度はまず西舎のトイレ改修を実施します。)
 また、笠松小学校の講堂トイレについても一部改修工事を実施するほか、同校で令和9年度実施予定の屋上等防水工事に向け、設計業務を実施します。

8,738万円

 

これからもずっと住みたい! 安心のまちを実現します!

事業 事業の概要 予算額
次期ごみ処理施設稼働に伴う関連経費

 岐阜羽島衛生施設組合が整備を進めている次期ごみ処理施設の令和9年4月施設稼働開始に備え、ごみ出しルールの変更点等を反映した新たな「家庭ごみハンドブック」を作成し、全戸配布を実施して皆さんにお届けします。
 また、稼働間近となった新施設の建設費などを、組合の構成市町である岐阜市、羽島市、岐南町と笠松町で按分して負担します。

4億3,485万円
便利で安全、快適な道路整備

 歩車道分離による安全で快適な道路網の整備を推進するため、羽島用水パイプライン上部利用整備を継続実施します。令和8年度以降は調整区域整備に着手し、令和11年度までの計画のうち、まずは西側歩道の整備を行います。
 また、円城寺41号線などの主要道路において雨天時でも水はけが良く、スリップしにくい安全な道路、排水性を高める改修を実施します。

5,294万円
雨水浸水被害対策事業

 雨水の浸水リスクの把握と対策強化のため、令和7年度に策定した雨水管理方針に基づき、令和8年度は雨水管理総合計画の策定と、雨水ハザードマップの作成を行います。
 また、併せて近年の豪雨により冠水した地域の周辺11箇所に土のうステーションを増設し、集中豪雨のときなど、お住まいの地域でいち早く浸水対策を行うことができるようになります。

3,446万円
総合交流センターアリーナ空調工事

  総合交流センターは平成11年に開館し、特にアリーナは設備の整った屋内体育施設として人気が高く、利用者がとても多い施設となっています。
 開館から25年以上が経過し、アリーナの空調の一部に不調がみられるところ、防災拠点として緊急避難場所にも指定されている同施設について、今後も皆様が快適にお使いいただけるよう、空気清浄機能などをより強化した空調設備に更新します。

1億507万円
防災行政無線戸別受信機設置補助金  令和8年度をもって終了する町防災行政無線のアナログ放送に代わり、デジタル放送を受信できる戸別受信機の設置を希望する世帯に対し、受信機本体や付属設備の設置費用を補助します。
 補助の対象となるのは災害時に支援を要する情報弱者世帯として、特に高齢者世帯や、身体障害者手帳1級、2級の所持者などの避難行動要支援者名簿登録対象者の属する世帯を予定しています。
83万円

 

その他の事務事業

その他の事務事業

事業 事業の概要 予算額
窓口開庁時間の短縮と業務効率化の取組み

 令和8年7月より、役場の窓口開庁時間や公共施設の利用(開館)時間の短縮を実施します。現在の窓口開庁時間は職員の勤務時間と同一となっており、準備や片付けを含めた窓口などの時間外対応が必要となっていたところ、窓口開庁時間の短縮を行うことで、職員にとって働きやすい環境づくりとともに、時間外勤務などの削減を見込んでいます。
 また、今後も健全な財政運営を行うため、業務の効率化や見直しにも取り組みます。令和8年度は、会計年度任用職員の配置見直しによる同人件費の適正化のほか、人事異動により毎年配線工事が発生する行政専用回線「LGWAN」を無線化し、配線に捉われない自由な配置レイアウトの実現や将来的な配線工事費用の削減を実現します。

庁内LGWAN無線
LAN環境整備工事

718万円など

宿直業務の外部委託

 令和8年7月より、役場本庁舎の宿直業務について外部委託を実施します。宿直業務はこれまで365日すべて役場職員が従事していましたが、宿直業務翌日が勤務の場合、従事した職員への疲労・負荷が蓄積していたところ、これがなくなることで、通常勤務でのパフォーマンスの向上が見込まれます。負担軽減分の力は、窓口での明るい対応やより良い政策の提案など、住民の皆さまへ還元していきます。

646万円
LED照明器具のリースによる導入

 使用時間の経過とともに暗くなり、チラつきなどを発生させる蛍光灯から、光の質や機能性に優れたLED照明に切替えを行うことにより、安定した明るさを長時間維持することができ、消費電力削減によるコスト削減やCO2排出量削減による環境負荷の軽減などが期待できます。
 令和8年度は福祉健康センターと総合交流センターで導入しますが、導入費用が非常に高額となるため、リースで調達することでコストの平準化を図ります。また、次年度以降、他の公共施設も計画的に導入を推進していきます。

232万円

 

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