公開日 2024年10月31日

 皆さんから納めていただいた税金、保険料などは、町の一般会計・特別会計の財源の一部となり、町の行財政運営に使われました。
 歳入は、83億7,806万円で、前年度と比較して2億4,140万円、2.8パーセント減少しました。
 歳出は、78億9,569万円で、前年度と比較して2億3,654万円、2.9パーセント減少しました。
 この大幅な減少要因は、令和4年度に羽栗社会教育施設用地を売却したことや国庫支出金を財源に実施した新型コロナウイルスワクチン接種事業、防災行政無線操作卓設備更新事業などの減少によるものです。
 歳入歳出差引額は、4億8,237万円で、この額から令和6年度へ繰り越すべき財源として5,666万円を差し引き、実質収支額(令和6年度純繰越金)は4億2,571万円となりました。
 基金の出し入れや前年度からの繰越金を除き、純粋に1年間で入ったお金と出ていったお金の差を計算すると、8,466万円の赤字となりました。

一般会計 歳入

歳入(収入) 83億7,806万円
区分 金額 説明 備考
自主財源 町税 28億7,666万円 住民税、固定資産税など皆さんから納めていただいたお金 自主財源(49.3パーセント)
町が自ら基準を定め、徴収・収納できるお金
町が自立し、安定した行政活動を進めるためには、自主財源の増加が望まれます。
繰入金 2億4,361万円 基金等からの繰入金
その他自主財源

10億1,270万円

公共施設の使用料や各種証明書交付手数料も含まれます
依存財源 国県支出金 17億9,039万円 国県から補助、負担されるお金 依存財源(50.7パーセント)
国や県の基準に基づき、交付されるお金
使いみちが特定されているものが多く、自由に使えません
地方交付税 14億8,113万円 町の規模に応じて、標準的な財政運営ができるよう国から交付されるお金
町債 2億2,550万円 建設工事など金額の大きな事業を行うために借り入れをしたお金
その他依存財源 7億4,807万円 国に納めた税金から一定のルールで交付されるお金

一般会計 歳出 

                    歳出(支出) 78億9,569万円

  • 歳出の目的別内訳
    区分 金額 説明
    民生費  29億3,002万円 社会福祉、障がい者福祉、福祉医療、児童手当、保育所、子育て支援などの費用
    衛生費  10億6,059万円 保健衛生、ごみ処理などの費用
    総務費  9億9,123万円 一般事務管理、庁舎等管理、町民バス運行管理、徴税、戸籍住民基本台帳、町内会助成などの費用
    教育費  9億8,881万円 小学校、中学校、学校給食センター、社会教育、保健体育などの費用
    土木費 6億8,027万円 道路、橋梁、河川、都市計画などの費用
    公債費  5億9,928万円 国や銀行からの借り入れに対する返済金
    消防費  3億8,945万円 消防や水防などの費用
    その他 2億5,604万円 議会、農業振興、商工業振興などの費用

国民健康保険特別会計

歳入 21億4,705万円 国民健康保険税 4億2,627万円
 被保険者1人あたり約11万円(現年分)
他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 20億7,623万円 療養給付費等 13億4,229万円
 被保険者1人あたり約36万円

後期高齢者医療特別会計

歳入 3億7,170万円 後期高齢者医療保険料 2億5,716万円
 被保険者1人あたり約7万円
他に、一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 3億5,996万円

後期高齢者医療広域連合納付金 

 3億4,132万円
岐阜県後期高齢者医療広域連合が保険料の決定や医療の給付などの事務処理を行っています。

介護保険特別会計

歳入 21億5,352万円 介護保険料 4億991万円
 被保険者1人あたり約7万円
他に、国・県などからの負担金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 20億9,615万円 介護給付費 19億2,228万円
 介護サービス利用(保険者負担分)
他に、介護予防事業などに使うお金を支出しています。

基金(町の貯蓄)現在高の状況

町債(町の借金)現在高の状況

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