皆さんから納めていただいた税金、保険料などは、町の一般会計・特別会計の財源の一部となり、町の行財政運営に使われました。
 歳入は、86億1,946万円で、前年度と比較して2億79万円、2.3パーセント減少しました。
 歳出は、81億3,223万円で、前年度と比較して2,943万円、0.4パーセント減少しました。
 この大幅な減少要因は、令和3年度に国庫支出金を財源に実施した子育て世帯等臨時特別支援事業の減少によるものです。
 歳入歳出差引額は、4億8,723万円で、この額から令和5年度へ繰り越すべき財源として2,425万円を差し引き、実質収支額(令和5年度純繰越金)は4億6,298万円となりました。
 基金の出し入れや前年度からの繰越金を除き、純粋に1年間で入ったお金と出ていったお金の差を計算すると、4,953万円の黒字となりました。

一般会計 歳入

歳入(収入) 86億1,946万円
区分 金額 説明 備考
自主財源 町税 27億9,314万円 住民税、固定資産税など皆さんから納めていただいたお金 自主財源(48.7パーセント)
町が自ら基準を定め、徴収・収納できるお金
町が自立し、安定した行政活動を進めるためには、自主財源の増加が望まれます。
繰入金 1,419万円 基金等からの繰入金
その他自主財源

13億8,865万円

公共施設の使用料や各種証明書交付手数料も含まれます
依存財源 国県支出金 20億2,192万円 国県から補助、負担されるお金 依存財源(51.3パーセント)
国や県の基準に基づき、交付されるお金
使いみちが特定されているものが多く、自由に使えません
地方交付税 14億1,376万円 町の規模に応じて、標準的な財政運営ができるよう国から交付されるお金
町債 2億5,720万円 建設工事など金額の大きな事業を行うために借り入れをしたお金
その他依存財源 7億3,060万円 国に納めた税金から一定のルールで交付されるお金

令和4年度一般会計歳入決算状況(円グラフ)

一般会計 歳出 

                    歳出(支出) 81億3,223万円

  • 歳出の目的別内訳
    区分 金額 説明
    民生費  27億8,163万円 社会福祉、障がい者福祉、福祉医療、児童手当、保育所、子育て支援などの費用
    衛生費  11億3,781万円 保健衛生、ごみ処理などの費用
    総務費  10億5,147万円 一般事務管理、庁舎等管理、町民バス運行管理、徴税、戸籍住民基本台帳、町内会助成などの費用
    教育費  9億4,829万円 小学校、中学校、学校給食センター、社会教育、保健体育などの費用
    土木費 6億117万円 道路、橋梁、河川、都市計画などの費用
    公債費  5億9,948万円 国や銀行からの借り入れに対する返済金
    消防費  3億6,483万円 消防や水防などの費用
    その他 6億4,755万円 議会、農業振興、商工業振興などの費用

 令和4年度一般会計歳出決算状況(円グラフ)

国民健康保険特別会計

歳入 22億84万円 国民健康保険税 4億4,763万円
 被保険者1人あたり約10万円(現年分)
他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 21億7,384万円 療養給付費等 13億7,618万円
 被保険者1人あたり約34万円

後期高齢者医療特別会計

歳入 3億5,329万円 後期高齢者医療保険料 2億4,838万円
 被保険者1人あたり約7万円
他に、一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 3億4,321万円

後期高齢者医療広域連合納付金 

 3億2,424万円
岐阜県後期高齢者医療広域連合が保険料の決定や医療の給付などの事務処理を行っています。

介護保険特別会計

歳入 20億4,659万円 介護保険料 4億1,191万円
 被保険者1人あたり約7万円
他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 19億9,290万円 介護給付費 18億3,216万円
 介護サービス利用(保険者負担分)
他に、介護予防事業などに使うお金として支出されます。

基金(町の貯蓄)現在高の状況

令和4年度基金

町債(町の借金)現在高の状況

令和4年度町債

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