公開日 2022年10月27日
皆さんから納めていただいた税金、保険料などは、町の一般会計・特別会計の財源の一部となり、町の行財政運営に使われました。
歳入は、88億2,025万円で、前年度と比較して10億9,722万円、11.1パーセント減少しました。
歳出は、81億6,166万円で、前年度と比較して12億5,463万円、13.3パーセント減少しました。
この大幅な減少要因は、令和2年度に国庫支出金を財源に実施した特別定額給付金事業の減少によるものです。
歳入歳出差引額は、6億5,859万円で、この額から令和4年度へ繰り越すべき財源として549万円を差し引き、実質収支額(令和4年度純繰越金)は6億5,310万円となりました。
基金の出し入れや前年度からの繰越金を除き、純粋に1年間で入ったお金と出ていったお金の差を計算すると、3億1,208万円の黒字となりました。
一般会計 歳入
区分 | 金額 | 説明 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
自主財源 | 町税 | 27億3,440万円 | 住民税、固定資産税など皆さんから納めていただいたお金 | 自主財源(43.1パーセント) 町が自ら基準を定め、徴収・収納できるお金 町が自立し、安定した行政活動を進めるためには、自主財源の増加が望まれます。 |
繰入金 | 4,323万円 | 基金等からの繰入金 | ||
その他自主財源 | 10億2,184万円 | 公共施設の使用料や各種証明書交付手数料も含まれます | ||
依存財源 | 国県支出金 | 23億4,799万円 | 国県から補助、負担されるお金 | 依存財源(56.9パーセント) 国や県の基準に基づき、交付されるお金 使いみちが特定されているものが多く、自由に使えません |
地方交付税 | 13億9,631万円 | 町の規模に応じて、標準的な財政運営ができるよう国から交付されるお金 | ||
町債 | 5億3,600万円 | 建設工事など金額の大きな事業を行うために借り入れをしたお金 | ||
その他依存財源 | 7億4,048万円 | 国に納めた税金から一定のルールで交付されるお金 |
一般会計 歳出
歳出(支出) 81億6,166万円
- 歳出の目的別内訳
区分 金額 説明 民生費 32億406万円 社会福祉、障がい者福祉、福祉医療、児童手当、保育所、子育て支援などの費用 衛生費 12億4,725万円 保健衛生、ごみ処理などの費用 総務費 9億6,066万円 一般事務管理、庁舎等管理、町民バス運行管理、徴税、戸籍住民基本台帳、町内会助成などの費用 教育費 8億3,085万円 小学校、中学校、学校給食センター、社会教育、保健体育などの費用 公債費 5億9,063万円 国や銀行からの借り入れに対する返済金 土木費 5億4,455万円 道路、橋梁、河川、都市計画などの費用 消防費 3億6,670万円 消防や水防などの費用 その他 4億1,696万円 議会、農業振興、商工業振興などの費用
国民健康保険特別会計
歳入 | 21億7,437万円 | 国民健康保険税 4億3,599万円 被保険者1人あたり約9.6万円(現年分) 他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。 |
歳出 | 21億2,901万円 | 療養給付費等 14億1,717万円 被保険者1人あたり約33万円 |
後期高齢者医療特別会計
歳入 | 3億2,637万円 | 後期高齢者医療保険料 2億2,989万円 被保険者1人あたり約7万円 他に、一般会計からの繰入金でまかなわれています。 |
歳出 | 3億1,904万円 |
後期高齢者医療広域連合納付金 3億151万円 |
介護保険特別会計
歳入 | 19億6,673万円 | 介護保険料 4億1,340万円 被保険者1人あたり約7万円 他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。 |
歳出 | 19億1,989万円 | 介護給付費 17億2,658万円 介護サービス利用(保険者負担分) 他に、介護予防事業などに使うお金として支出されます。 |