笠松中央公民館の新しい運営方法の検討とは

 笠松中央公民館は社会教育法に基づく教育施設として、「魅力ある生涯学習の推進と地域や家庭の教育力の向上」を目的に事業を行っています。

 しかしながら、近年の社会情勢の変化により、公民館に求められる役割は多様化しているため、公民館が住民の皆さんや地域のニーズに対応した「地域コミュニティ活動の拠点」として機能するような施設を目指し、検討を進めています。

 

検討資料

「笠松中央公民館」新しい運営方法の検討について(PDF形式3MB)

 

検討内容について

1.利用制限の緩和

 現在の公民館では、社会教育法の制限があり実施できない事業について、制限を緩和し、新たに地域づくりに役立つ施設として機能するように変えていきます。

 なお、現在公民館で行っている社会教育活動は、引き続き推進していきます。

 

2.活用用途の拡大

 利用制限を緩和することで、これまで笠松中央公民館では利用できなかった活動の支援を行います。

 ※公の秩序または善良な風俗を害すると認められる利用や施設を破損する恐れがあると認められる利用はできません。

 

 制限緩和を検討している活動

活動 内容 活動例
住民活動 地域づくり・地域交流活性化につながる利用

・サークルオリジナルアイテムの販売

・地域で採れた野菜の物販

子育て支援 子育て支援・子育て交流の場として活用

・児童や生徒の自主学習の場の提供

・子育て交流フリーマーケットやバザー

健康支援 介護予防に繋がる支援・交流の場として活用 ・介護予防に繋がる各種健康事業
貸館など 貸館による有料イベントなどに活用

・有料イベント

・事業所や商工会の会議

 

運営方法の検討にあたって

 運営方法の検討にあたっては、公民館がこれまで担ってきた「社会教育」の根幹を成す検討事項であることから、公民館を管理する羽島郡二町教育委員会から「社会教育委員の会」に対して、令和4年9月30日に今後の運営方法についての諮問がなされました。

 その後、「社会教育委員の会」および「公民館運営審議会」にて検討を行い、令和5年2月8日に「社会教育委員の会」が羽島郡二町教育委員会へ『運営方法の変更にあたっては慎重に進める』よう、答申しました。

 

諮問の様子

(羽島郡二町教育委員会から「社会教育委員の会」への諮問)

 

社会教育委員の会での検討の様子

(「社会教育委員の会」での検討)

 

公民館運営審議会での検討の様子

(「公民館運営審議会」での検討)

 

答申の様子

(「社会教育委員の会」から羽島郡二町教育委員会への答申)

 

笠松中央公民館運営方法についての意見募集の結果

 笠松中央公民館がより皆さんの視点に立った施設となるよう、笠松町に在住・在勤・在学の方や町内に事業所を有する方から、運用方法についてのご意見を募集しました。

 頂戴したご意見について、笠松町の考え方を下記のとおりお示しします。

 

ご意見募集の結果(PDF形式346KB)