感染状況やワクチンの有効性、安全性に関する情報が集積されてきたことを踏まえ、令和4年9月6日付けで予防接種法施行令が改正され、新型コロナワクチンの小児接種(1,2回目接種、3回目接種)に努力義務が適用されました。

努力義務とは、「接種を受けるよう努めなければならないという義務」ですが、接種は本人と保護者の判断に基づいて受けていただくものであり、強制ではありません。

※新型コロナワクチンの接種を受けられる期間は、現時点で令和5年3月末までとなっているため、ワクチンの効果と副反応等総合的に理解いただき接種を計画的にご検討ください。なお、接種は全額公費で行うため費用の負担はありません。

また、接種に関し不安や心配などがありましたら、必ず事前にかかりつけ医又は小児科専門医にご相談ください。

 

小児コロナワクチンの接種対象年齢について

 接種日時点で5~11歳の方(12歳の誕生日の前々日まで)

 ただし、初回接種1回目の接種時に11歳だったお子さまが、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも1回目と同じ小児用ワクチンを使用します。

 また、初回接種で小児用ワクチンで接種の後、追加接種(3回目接種)時、12歳以上となっている場合は、12歳以上の新型コロナワクチンで追加接種を受けることになります。

  ※12歳以上の新型コロナワクチン接種(1回目・2回目)についてはこちら

接種に使用するワクチン等について

 小児(5~11歳)用のファイザー社ワクチン(ファイザー社の12歳以上のものに比べ、有効成分が1/3になっています)

接種の間隔

初回接種(1回目・2回目接種)は、18日以上の間隔をおいて、原則20日(3週間の間隔)をおいて接種します。

追加接種(3回目接種)は、初回接種完了後、5カ月の間隔をおいて接種します。

接種について

 医療機関での接種(個別接種)を実施しています。

接種を希望される方は医療機関に直接お申し込みください。

kasamatu12.jpg

 

接種当日の持ち物

・接種券付予診票(接種回数にあった予診票をお使いください。回数は予診票の右上で確認できます。)

・本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード等)

・母子健康手帳

 

接種にあたっての注意事項

・接種当日は予診、接種に同席できる保護者(親権者または後見人)の同伴が必要です。会場が密になるのを防ぐため、同伴者は原則1名でお願いします。

・接種日の2週間以内に他の予防接種は控えてください。

・接種前に体温を測定し、37.5℃以上ある場合や体調が悪い場合は、接種をお控えください。

・接種当日はすぐに肩を出せる服装でお越しください。

 

5歳~11歳までの小児の新型コロナワクチン接種に関する資料

 厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンの5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ」(新しいウィンドウが開きます)

 ファイザー株式会社 新型コロナワクチン接種を検討されている5歳以上のお子さまの保護者の方へ.pdf(2MB)