公開日 2022年03月02日
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八幡神社の時鐘(じしょう) |
紹介文
この鐘は、高さ51cm・口径34cm・重さ13.5kgあり、焼きあがり・音色ともに非常によく、保存状態もよいものです。また、鐘の平面には薬師如来(やくしにょらい)の守り神十二神将のうち、迷企羅大将(めきらたいしょう)と波夷羅大将(はいらたいしょう)の2体が彫刻されており、その彫刻形状から見てこの彫刻の原型は奈良の興福寺にある木彫像(もくちょうぞう)とされています。
第三代加納城主奥平忠隆が寛永7年(1630)羽栗郡笠町(かさまち)の八幡神社に奉納したことが記されています。
時鐘とは?
時刻を知らせる鐘で人々の暮らしに大変役立っていました。
八幡神社に伝わる時鐘(町指定文化財)は、現在歴史未来館で保管・展示しています。