公開日 2025年01月01日

                                                                      古田聖人町長

 

 

 新年あけましておめでとうございます。本年も皆様にとって素晴らしい年になりますよう祈念申し上げます。


 さて昨年も能登半島地震をはじめ全国各地で大きな災害が起きました。災害は他人事ではありません。町ではさらに防災力の強化を図るとともに町民の皆さんには、自分の命は自分で守る自助の精神と、隣近所で助け合う共助の精神の意識づけをお願いいたします。

 

 また今年は自治体DX、いわゆる行政のデジタル化を本格化させます。2月から住民票などのコンビニ交付をスタートさせるなど住民サービスの向上に役立てていきます。あわせてDXによる役場業務の効率化により経費の削減にも努めていきます。

 

 さらに空き家対策も重点施策と位置付けています。防災や防犯対策という面だけでなく、空き家を住宅や店舗に変えることで定住人口の増加や地域経済の活性化にもつなげていきます。笠松競馬場円城寺厩舎の跡地の活用計画とも連携させながら町の未来をひらくために積極的に取り組んでいきます。

 

 現代は、何が起きるか分からない不確実性の時代です。行政も過去の慣習ややり方にこだわらず、変化に柔軟に対応していく姿勢が求められます。トップランナーを目指し、新たな挑戦を続ける笠松町にご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

 

                                       笠松町長 古田 聖人