皆さんから納めていただいた税金、保険料などは、町の一般会計の財源の一部となり、町の行財政運営に使われました。
　歳入は、78億3,578万円で、前年度と比較して4,817万円、0.6パーセント減少しました。
　歳出は、74億4,001万円で、前年度と比較して1,086万円、0.1パーセント減少しました。
　歳入歳出差引額は、3億9,577万円で、この額から排水路改良事業のために30年度へ繰り越すべき財源として1,150万円を差し引き、実質収支額（30年度純繰越金）は3億8,427万円となりました。
　基金の出し入れや前年度からの繰越金を除き、純粋に1年間で入ったお金と出ていったお金の差を計算すると、2,411万円の黒字となりました。
　

一般会計　歳入

歳入（収入）　78億3,578万円

区分		金額	説明	備考
自主財源	町税	27億8,899万円	住民税、固定資産税など皆さんから納めていただいたお金	自主財源（50.6パーセント） 町が自ら基準を定め、徴収・収納できるお金 町が自立し、安定した行政活動を進めるためには、自主財源の増加が望まれます。
	繰入金	4億5,413万円	基金等からの繰入金
	その他自主財源	7億2,235万円	公共施設の使用料や各種証明書交付手数料も含まれます
依存財源	国県支出金	13億4,129万円	建設事業などの実施により国県から補助、負担されるお金	依存財源（49.4パーセント） 国や県の基準に基づき、交付されるお金 使いみちが特定されているものが多く、自由に使えません
	地方交付税	10億9,051万円	町の規模に応じて、標準的な財政運営ができるよう国から交付されるお金
	町債	9億740万円	建設工事など金額の大きな事業を行うために借り入れをしたお金
	その他依存財源	5億3,111万円	国に納めた税金から一定のルールで交付されるお金

  

 

一般会計　歳出　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歳出（支出）　74億4,001万円

• 歳出の目的別

  区分	金額	説明
  民生費	24億7,984万円	社会福祉、障がい者福祉、福祉医療、児童手当、保育所、子育て支援などの費用
  教育費	13億1,918万円	小学校、中学校、学校給食センター、社会教育、保健体育などの費用
  衛生費	8億6,159万円	保健衛生、ごみ処理などの費用
  土木費	7億3,570万円	道路、橋梁、河川、都市計画などの費用
  総務費	7億3,226万円	一般事務管理、庁舎等管理、町民バス運行管理、徴税、戸籍住民基本台帳、町内会助成などの費用
  公債費	5億2,520万円	国や銀行からの借り入れに対する返済金
  消防費	3億4,379万円	消防や水防などの費用
  諸支出金	2億5,775万円	基金の積立
  議会費	7,602万円	議会の費用
  商工費	5,888万円	商工業振興、観光などの費用
  農林水産業費	4,980万円	農業振興、農業用水管理などの費用

 

• 歳出の性質別

  区分	金額	説明	備考
  扶助費	14億3,241万円	高齢者、児童、障がい者などに対する援助に使われるお金	義務的経費（37.7パーセント） 支出が義務付けられ、簡単に削減することができないお金 この割合が高いほど、普通建設事業など社会資本の整備に充てるお金が少なくなります
  人件費	8億4,197万円	議員や職員の給与、各種委員の報酬など
  公債費	5億2,520万円	国や銀行などからの借り入れに対する返済金
  普通建設事業費	10億1,513万円	道路の改良、修繕、公園の整備などに使われるお金
  物件費	14億5,440万円	消耗品、通信運搬費、施設の維持管理委託料、リース費用などに使われるお金
  繰出金	10億4,329万円	特別会計へ支出されるお金
  補助費等	8億7,149万円	羽島郡広域連合、教育委員会、各種団体への補助金
  積立金	1億8,424万円	基金に貯蓄したお金
  その他	7,188万円

  

町民1人あたりの収入額と支出額

町民1人あたりの収入額		町民1人あたりの支出額
町税	124,871円	民生費	111,029円
地方交付税	48,825円	教育費	59,063円
町債	40,627円	衛生費	38,576円
国庫支出金	38,558円	土木費	32,939円
県支出金	21,495円	総務費	32,785円
繰入金	20,333円	公債費	23,515円
繰越金	19,390円	消防費	15,392円
地方消費税交付金	17,677円	諸支出金	11,540円
分担金及び負担金	6,108円	議会費	3,404円
その他	12,946円	その他	4,867円
合計	350,830円	合計	333,110円

 

国民健康保険特別会計

歳入	30億3,144万円	国民健康保険税　5億7,218万円 　被保険者1人あたり約8万円 他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出	27億6,644万円	療養給付費・療養費　14億6,280万円 　医療費（保険者負担分）1人あたり約28万円

後期高齢者医療特別会計

歳入	2億6,502万円	後期高齢者医療保険料　1億8,783万円 　被保険者1人あたり約6万円 他に、一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出	2億6,413万円	後期高齢者医療広域連合納付金　 　2億4,897万円 （岐阜県後期高齢者医療広域連合が保険料の決定や医療の給付などの事務処理を行っています。）

介護保険特別会計

歳入	18億3,089万円	介護保険料　4億1,132万円 　被保険者1人あたり約7万円 他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出	17億6,984万円	介護給付費　14億877万円 　介護サービス利用（保険者負担分） 　他に、介護予防事業などに使うお金として支出されます。

下水道事業特別会計

歳入	9億6,048万円	下水道使用料　2億5,519万円 他に、一般会計からの繰入金や国・県からの交付金、町債（町の借金）でまかなわれています。
歳出	9億4,521万円	公債費　5億223万円 （下水道工事などのために国や金融機構などから借りたお金の返済に使われるお金） 下水道事業費　2億4,333万円 （下水道工事などに使われるお金）

基金（町の貯蓄）現在高の状況

　町の貯蓄は、どれくらいあるの？

　平成29年度の基金現在高は、前年度に比べて約1億5,225万円減少しました。 

 

町債（町の借金）現在高の状況

　町の借金は、どれくらいあるの？

　平成29年度の町債現在高は前年度に比べて約3億1,218万円増加しました。