皆さんから納めていただいた税金、保険料などは、町の一般会計・特別会計の財源の一部となり、町の行財政運営に使われました。
 歳入は、64億840万円で、前年度と比較して956万円、0.1パーセント減少しました。
 歳出は、61億2,686万円で、前年度と比較して3億 9,618万円、6.9パーセント増加しました。
 歳入歳出差引額は、2億8,154万円で、この額から小学校校舎耐震補強事業などのために22年度へ繰り越すべき財源として1,601万円金を差し引き、実質収支額(22年度純繰越金)は2億6,553万円となりました。
 基金の出し入れや前年度からの繰越金を除き、純粋に1年間で入ったお金と出ていったお金の差を計算すると、9,906万円の赤字となりました。
 これは、町税が昨年より約2億円減収となったためで、収入減による行政サービスの低下を防ぐために基金の取り崩しや町債(臨時財政対策債)の額が増加しました。

一般会計 歳入

歳入(収入) 64億840万円
区分 金額 説明 備考
自主財源 町税 27億9,972万円 住民税、固定資産税など皆さんから納めていただいたお金 自主財源(60パーセント)
町が自ら基準を定め、徴収・収納できるお金
町が自立し、安定した行政活動を進めるためには、自主財源の増加が望まれます。
繰越金 6億8,728万円 前年度からの繰越金
その他自主財源 3億6,541万円 公共施設の使用料や各種証明書交付手数料も含まれます
依存財源 地方交付税 8億2,391万円 町の規模に応じて、標準的な財政運営ができるよう国から交付されるお金 依存財源(40パーセント)
国や県の基準に基づき、交付されるお金
使いみちが特定されているものが多く、自由に使えません
国県支出金 9億8,362万円 建設事業などの実施により国県から補助、負担されるお金
町債 3億7,903万円 建設工事など金額の大きな事業を行うために借り入れをしたお金
その他依存財源 3億6,943万円 国に納めた税金から一定のルールで交付されるお金



平成21年度一般会計歳入決算状況(円グラフ)

一般会計 歳出 

                    歳出(支出) 61億2,686万円

  • 歳出の目的別
    区分 金額 説明
    議会費 7,342万円 議会の費用
    総務費  11億5,145万円 一般事務管理、庁舎等管理、町民バス運行管理、徴税、戸籍住民基本台帳、町内会助成などの費用
    民生費  18億516万円 社会福祉、障害者福祉、福祉医療、児童手当、保育所、子育て支援などの費用
    衛生費  6億157万円 保健衛生、ごみなどの費用
    農林水産業費 4,803万円 農業振興、農業用水管理などの費用
    商工費 4,806万円 商工業振興、観光などの費用
    土木費  8億3,301万円 道路、橋梁、河川、都市計画などの費用
    消防費  3億5,796万円 消防や水防などの費用
    教育費  8億312万円 小学校、中学校、学校給食センター、社会教育、保健体育などの費用
    公債費  3億9,202万円 国や銀行からの借り入れに対する返済金
    諸支出金  1,306万円 基金に貯蓄したお金


    平成21年度一般会計歳出決算状況(円グラフ)
  • 歳出の性質別
    区分 金額 説明 備考
    人件費 10億1,602万円 議員や職員の給与、各種委員の報酬など 義務的経費(37パーセント)
    支出が義務付けられ、簡単に削減することができないお金
    この割合が高いほど、普通建設事業など社会資本の整備に充てるお金が少なくなります 
    扶助費  8億4,009万円 高齢者、児童、障害者などに対する援助に使われるお金
    公債費  3億9,202万円 国や銀行からの借り入れに対する返済金
    普通建設事業費  5億164万円 道路の改良、修繕、公園の整備などに使われるお金  
    繰出金 10億 7,081万円 特別会計へ支出されるお金
    補助費等 13億342万円 羽島郡広域連合、教育委員会、各種団体への助成金
    物件費  9億922万円 消耗品、通信運搬費、施設の維持管理委託料、リース費用などに使われるお金
    積立金  3,710万円 基金に貯蓄したお金
    その他 5,654万円  


    平成21年度一般会計歳出性質別決算状況(円グラフ)

 

町民1人あたりの収入額と支出額

 
町民1人あたりの収入額 町民1人あたりの支出額
町税 124,559円 議会費 3,267円
地方譲与税 3,214円 総務費 51,228円
地方消費税交付金 9,311円 民生費 80,311円
地方交付税 36,656円 衛生費 26,764円
分担金及び負担金 5,921円 農林水産業費 2,137円
国庫支出金 26,252円 商工費 2,138円
県支出金 17,509円 土木費 37,060円
繰入金 4,372円 消防費 15,926円
繰越金 30,577円 教育費 35,731円
町債 16,863円 公債費 17,441円
その他 9,875円 諸支出金 581円
    合計 285,109円     合計 272,584円

 

老人保健特別会計

歳入 1,067万円 一般会計からの繰入金や繰越金でまかなわれています。
歳出 1,042万円 医療給付費などの月遅れ請求分や前年度の精算金として支出されます。

国民健康保険特別会計

歳入 23億7,298万円 国民健康保険税 6億2,055万円
 医療給付費分1人あたり約7万円
他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 22億6,319万円 療養給付費・療養費 13億7,534万円
 医療費(保険負担分)1人あたり約21万円
他に、後期高齢者医療、介護保険などに使うお金として支出されます。

後期高齢者医療特別会計

歳入 1億7,864万円 後期高齢者医療保険料 1億2,928万円
 被保険者1人あたり約6万円
他に、一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 1億7,581万円 後期高齢者医療広域連合納付金 1億6,789万円
他に、保険事業などに使うお金として支出されます。

介護保険特別会計

歳入 13億5,061万円 介護保険料 2億5,745万円
 被保険者1人あたり約5万円
他に、国・県からの交付金や一般会計からの繰入金でまかなわれています。
歳出 13億1,427万円 介護給付費 10億7,273万円
 介護サービス利用(保険負担分)
  被保険者1人あたり1月で約17万円
他に、介護予防事業などに使うお金として支出されます。

下水道事業特別会計

歳入 10億6,371万円 下水道使用料 1億8,344万円
他に、一般会計からの繰入金や国・県からの交付金、町債(町の借金)でまかなわれています。
歳出 10億3,067万円 公債費 4億8,573万円
(下水道工事などのために国や銀行などから借りたお金の返済に使われるお金)
下水道事業費 3億4,175万円
(下水道工事などに使われるお金)

基金(町の貯蓄)現在高の状況

 町の貯蓄は、どれくらいあるの?

 平成21年度の基金現在高は、前年度に比べて約5千万円減少しました。

平成21年度基金現在高

町債(町の借金)現在高の状況

 町の借金は、どれくらいあるの?

 平成21年度の町債現在高は前年度に比べて約7千万円減少しました。

平成21年度町債現在高

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