公開日 2020年08月20日
笠松町の新たな発展のためには、町の歴史・文化、自然条件を現代の社会経済的条件の中で再生させることが重要であり、そこに新たに「笠松らしさ」を付加し、住民協働の理念のもとで町全体が「動いている」と実感できるようなまちづくりを進める必要があることから、新たに「リバーサイドタウンかさまつ計画」を策定しました。
まちづくりを担う町民、事業者、行政が共有する理念や指針を描き、町が重点的に進める施策や事業を盛り込んでいます。町の財政状況が厳しさを増していることなどから、特に町固有の資源の効果的な活用を図るため、3つの基本目標と7つの重点課題を設定して、今後の新しい時代に適切に対応した計画とし、また、推進するためには、さまざまな手法を用いて住民参画を充実し、住民協働の理念の下で実現することを基本としています。
また、町の持つ潜在的な力である「馬」と「木曽川の河川空間の景観」を組み合わせた、癒しの空間を創出した事業展開として、木曽川河川敷に放牧場などを整備することも計画しています。
まちの拠点づくり
- 基本目標
- 本町のこれからのまちづくりを進める上で、特に中心市街地において、その中心的な役割を果たす「まちの拠点」として「まちの駅」を複数箇所設置し、それを核としたまちづくりを進めます。
- 本町の市街地は古くからの歴史を持つまちとして、由緒ある街並みや集落環境に恵まれていることから、新旧市街地が調和を保ちつつ、良好な環境を創出していけるようなまちづくりを進めます。
- 中心市街地の「まちの駅」や鉄道駅を中心に、本町の歴史文化資源を最大限に生かし、「まちめぐり」が楽しめるような、安全で快適なネットワークづくりを進める。計画的な土地利用を進め、都市機能の強化を図ります。
- 重点課題
- まちの駅整備
- まちづくり拠点施設整備
- 歴史的建造物、文化的財産の利活用
水辺の環境を生かしたまちづくり
- 基本目標
- 本町は川湊の町として繁栄・発展してきたが、時代の進展とともに川との関係も希薄となり、以前のような賑わいも見られなくなってきたことから、木曽川を笠松町の玄関口、人々が行き交う交流の場として、川を生かしたまちづくりを進めます。
- 本町の個性を生かした、広大な木曽川河川敷のスポーツレクリエーション利用を促進し、広々とした河川環境と景観を積極的に取り入れたまちづくりを進めるとともに、町外の市町村や町内外の観光スポット等とのネットワーク化を進めます。
- 重点課題
- 川の駅整備
- 木曽川、木曽川河川敷の利活用
イベントによるまちづくり
- 基本目標
- 本町には、春まつりや川まつり、リバーサイドカーニバルに代表される、地域資源を活用したイベントが全町的な体制の下に開催されているが、今後は、様々なニーズを把握しながら、地域特性や季節の移り変わりなどが楽しめる魅力あるイベントを展開していく。
- イベントの実施については、住民による自主的、主体的な活動を促進し、イベントの企画から実施、運営まで、地域住民が中心的な役割を果たし、行政がそれを支援する体制を作り上げていくこととし、それにより、より一層町内の多くの人を引き寄せる原動力を築いていく。
- 重点課題
- 歴史的、文化的財産や地域特性を活かした個性あるイベントの開催
- 木曽川とその周辺を活用したイベントの開催
リバーサイドタウンかさまつ計画
第2部新たなまちづくりのビジョンと重点事業(PDF形式864KBytes)
1P 活用イメージ図(全体エリア)(PDF形式10MBytes)
2P 活用イメージ図(上流部)(JPEG形式7MBytes)
3P 活用イメージ図(中流部)(JPEG形式6MBytes)
4P 活用イメージ図(下流部)(JPEG形式5MBytes)
8P イメージパース(第1拠点)(JPEG形式5MBytes)
9P イメージパース(第2拠点)(JPEG形式4MBytes)
10P イメージパース(第3拠点)(JPEG形式4MBytes)
11P イメージパース(まちの駅)(JPEG形式3MBytes)
12P イメージパース(ICウォーク)(JPEG形式4MBytes)