こども館が新しくなった時に「こども館をこどもの権利を具現化する施設にする」というお話を聞きました。

　現在、「こどもの権利を具現化した施設」にするために、笠松町全体でどのような取り組みをしているのか教えてください。

　こども館では、乳幼児親子対象の「子育てサロン」の中で子どもの権利条例の啓発、「子どもの権利」について地域、保護者の理解を深めるため広報紙掲載、啓発動画を小中学校に配布、公開するなどしています。

　今後、こども館運営協力委員会に小中学校が参加できる体制を進めております。

　交流センターに友達と勉強したりおしゃべりしたり、気軽に使えるフリースペースを作ってほしいです。

　図書室は勉強していたら注意されてしまいました。友達は本を読んでいたら注意されました。

　中学生なので、無料で使える場所を作ってほしいです。

　中央交流センターにはおしゃべり等、気軽に使えるスペースとしては、他の利用者様の迷惑にならないように利用いただければ1の3の前、柔道場の前のスペース等をご利用いただけます。

　図書室は室内の書籍を読んでいただく部屋となりますので、勉強したり、持ち込んだ本を読まれていたら注意させていただくこともあります。

　勉強するスペースは大変申し訳ありませんが交流センターにはございません。

　笠松町内の勉強スペースの設置について

　岐阜市内の高校に通う高校生です。中学の頃からの友達と勉強する際にこども館を使っているが、小さい子たちの邪魔になってしまうのではないかと申し訳なく思っています。

　そこで、中学生以上の人でも利用しやすく、勉強に前向きに取り組めるような勉強スペースの設置を提案します。また、現在そのようなスペースがあるのであればホームページに掲載してほしいです。

　こども館は、18歳未満のすべての子ども、子どもと保護者が自由に来館し自由に過ごすことができる施設です。子どもが自らの意思で利用し、自由に遊んだりくつろいだり、年齢の異なる子ども同士が一緒に過ごすことができるよう、安心・安全な居場所の提供、親同士の交流、地域コミュニティー活動の場に努めています。

　こども館の性質上「勉強」に特化したスペースを確保することは困難ではありますが、高校生世代のご利用も十分可能です。

　また、こども館以外の町施設における「勉強に前向きに取り組めるような勉強スペース」のようなフリースペースの確保については、施設の構造、配置、管理面等により未成年者のみでの利用を不可としております。

　ご理解ご協力をいただきたく存じます。

ー