笠松町指定文化財(古文書)
場所 笠松町歴史未来館
鮎鮨宿次文書.jpg 

説明

 岐阜町と名古屋を結ぶ名古屋街道の中継地であった笠松には、元和3年(1617)人馬往来問屋が設けられ、往来する物資の運搬を担っていました。その中に、将軍に献上する真桑瓜や長良川で獲れた鮎を加工した鮎鮨がありました。鮎鮨は、鮎に飯を詰めて発酵させた熟れ鮨で、岐阜から江戸まで5日間かけ、昼夜兼行で運ばれました。高嶋久右衛門家は、天保年間から問屋役を務め、現代まで宿次文書が残されてきました。これらは、鮎鮨の献上までの様子をうかがい知ることができる貴重な資料です。

 毎年9月には、鮎鮨街道ウォークが行われ、当時の様子を再現した催しが行われています。

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