公開日 2023年10月01日
岐阜県指定文化財(史跡)
場所 港町
説明
笠松は、陣屋や県庁が置かれた所で、交通の要所でもありました。鉄道や自動車などがなかった頃は、荷物を運ぶのに木曽川は大切な川でした。上流からは木材や薪などが運ばれ、下流からは米、塩、海産物などが運ばれていました。港で荷揚げされた荷物は、大八車を使って商人の倉に貯えられ、各地に運ばれました。その大八車の車輪が道に食い込まないように、大きな石を敷いて地面を固くしたものが石畳です。現在の石畳は、明治11年の明治天皇御巡行の時に改修されたもので、総延長114mの石畳からは江戸時代の面影を偲ぶことができます。