公開日 2017年02月01日
歴史未来館で所蔵する引札は、笠松のある商家の襖に貼られていたものが大半を占めますが、その他の方からの寄贈や購入した資料も多くあります。色鮮やかで美しい引札は見て楽しいだけでなく、当時の人々の暮らし向きや世相に至るまでさまざまな情報を読み取ることができる貴重な資料です。
「生鯖青物干物港屋」
日清戦争後の下関講和。全権大使 伊藤博文が清国 李鴻章に迫る。
「笠松銀行」
明治26年美濃縞会社から誕生した銀行
資料番号1259-2「八幡地屋」
明治末期、国産車が製作され東京上空を飛行機が飛んだ。
資料番号1259-3「平野商店」
大正天皇 御大典行事
資料番号1259-13「赤坂離宮」
富士山を背景に自動車・飛行機が描かれている。ちなみに実際に富士山はこの方向には見えない。
資料番号1259-15「不忍池(しのばずのいけ)」
明治40年上野公園で開かれた東京勧業博覧会会場図。
資料番号1259-28「荒川商店 大相撲」
辰野金吾設計の国技館と大相撲が描かれている。
東西横綱の常陸山と梅ヶ谷の力相撲。辰野金吾は東京駅・日本銀行本店の設計者。