笠松町では、平成13年度より、建設工事の入札において予定価格を事前公表することで、入札の透明性・公平性の確保に努めてきました。

 

 しかしながら、近年予定価格を事前に公表すると、予定価格が目安となって競争が制限され、落札価格が高止まりになること、建設業者の見積努力を損なわせること、入札談合が容易に行われる可能性があること、低入札価格調査の基準価格又は最低制限価格を強く類推させ、これらを入札前に公表した場合と同様の弊害が生じかねないことなどの問題が生じていることから、笠松町では、適正価格での契約の推進と建設業の健全な育成の観点から、予定価格の事前公表を見直すこととしました。

 

 ついては、現在行っている「予定価格の事前公表」が入札制度の公平な執行に資するものであるのかを検証するため、「予定価格の事前公表」と併せて、次のとおり予定価格の事後公表を試行することとします。

試行対象工事

 笠松町指名業者選定委員会が指定する工事

実施時期

 平成25年4月1日から

予定価格事後公表の試行概要

  • 入札執行通知書等に「事後公表」を明示します。
  • 入札回数は2回までとします。
  • 初回入札時には、積算根拠となる工事費内訳書とともに応札してください。ただし、2回目の入札時には、工事費内訳書を不要とします。
  • 2回入札を行い、不落の場合は、最低価格応札者と随意契約の協議をすることができるものとします。
  • 入札関係、関係職員などに対する外部からの予定価格の聞き出しなどの行為に対する町長への報告を徹底します。

笠松町予定価格事後公表試行要綱(PDF形式107KBytes)

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