笠松町指定文化財(工芸品)

場所 門間 慈眼寺(笠松町歴史未来館保管)
 

不動明王の写真 毘沙門天の写真
不動明王 毘沙門天

説明

 門間の慈眼寺には、不動明王像と毘沙門天像の二体の円空仏がありました。いずれも、ヒノキを真ん中で割って作られています。
 不動明王像は左手に縄、右手に竜の巻きつく宝剣を持ち、毘沙門天像は宝塔を持って立っています。
 また、衣には渦巻き模様があり、口元には紅がらが残っています。造られた年代は円空が東北・北海道の旅から戻った延宝年間(1673年~1680年)とみられ、大きさや模様、力強さなどの面ですばらしい仏像です。現在は笠松町歴史未来館にて展示しています。

*円空
 円空は1632年に生まれ、美濃、飛騨、尾張、遠くはえぞ(北海道)まで行き多くの仏像を彫りました。

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