笠松町(かさまつちょう)指定(してい)文化財(ぶんかざい)（工芸(こうげい)品(ひん)）
場所(ばしょ)　八幡町(はちまんちょう)　八幡神社(はちまんじんじゃ)（笠松町(かさまつちょう)歴史(れきし)未(み)来館(らいかん)保管(ほかん)）
　

説明(せつめい)

　懸仏(かけぼとけ)は、丸い(まるい)銅板(どうばん)などの上(うえ)に神像(しんぞう)や仏像(ぶつぞう)を表し(あらわし)たもので、神社(じんじゃ)や寺院(じいん)のご神体(しんたい)・ご本尊(ほんぞん)をまつる内陣(ないじん)に懸け(かけ)られていました。
　八幡神社(はちまんじんじゃ)には、釈迦如来(しゃかにょらい)像(ぞう)を表し(あらわし)た金(きん)属(ぞく)製(せい)の懸仏(かけぼとけ)三面(さんめん)が伝え(つたえ)られています。どの懸仏(かけぼとけ)も保存(ほぞん)状態(じょうたい)がよく、裏(うら)に土岐(とき)氏(し)が奉納(ほうのう)した様子(ようす)が墨書き(すみがき)されています。
　これによって、八幡神社(はちまんじんじゃ)と美濃(みの)国(くに)守護(しゅご)土岐(とき)氏(し)との間に(あいだに)深い(ふかい)関係(かんけい)のあったことが推測(すいそく)されます。